妊活記録 「2人の人生楽しもうと思いはじめたら子供ができました」ってそんなことこれっぽっちも思えないしウソだろと思っていた時期
妊活していると検索魔になりますよね。
記事【妊活記録 とりつかれたように検索魔になった生理1週間前「あ、これ当てはまるかも」】
でも書きましたが、
だいたい、妊活をがんばっている皆さんは、
検索のピークが排卵日から生理までの間。
検索ワード「妊娠 超初期 症状」
で調べるもんですから、
実際に妊娠した人の掲示板投稿やブログなんかが、たくさんひっかかってくるわけです。
その中で、結構多いのが、
「もうできないとあきらめていたら、コウノトリさんがやってきてくれました」
「不妊治療をやめて、ふと一息ついたときにできちゃいました」
「夫婦2人の人生楽しもうと思い始めたら子供ができました」
という報告なのですが、
これがですね、
そのときの私には理解不能でした。
授かった事実がうらやましいとか、受け入れられないとかでは決してなく、
どう考えたらあきらめられたのか
どうしたら不妊治療をやめようという決断ができたのか
どう思ったら子供はいらないと思えたのか
という部分。
当時私は、本当に子どもが欲しくてたまらなかったので、
あきらめるとか
やめるとか
いらないとか
これっぽっちも考えられなかったわけです。
嘘でしょ!?本当は心の底から強く望んでいたんでしょ!?
と思って疑いませんでしたし。
むしろ、あきらめられたら、
こんなに苦しくないのかとか、
ストレスもなくなって逆に授かれるんじゃないかとか、
そんな期待もあって、
あきらめる、やめる、いらないと思える方法
を教えてほしかったんですよね。
ただ、あの時は、
同時期に結婚した人たちにばんばん子供ができていって、
20代のうちに産みたいという変なこだわりもあって、
仕事がどんどんハードになっていくことからも逃げたくて、
子供がほしいという純粋な思いとはまた別に、
周りに対する劣等感
年齢への焦り
仕事からの逃避願望
という、「妊娠したい」という気持ちに重みづけをする感情が山ほどあったんですよね。
子供ができないと、それらが増幅して、処理できなくなるぞ、みたいな。
今思えば、
超バカらしいんですけど。
劣等感も焦りも逃避願望も、子供ができることで解消するものではないですからね。
視野が狭かったなと、しみじみ思います。
人の生き方っていろいろだし、幸せの定義って自分でするものなのに、
みんなと同じが幸せだと、ずっと思いこんでいましたから。
このあたりは、長くなっちゃうので、
また別途書きたいと思いますが、
今もし、私と同じように、
あきらめられるわけないじゃん
やめられるわけないじゃん
と思っている人がいれば、
もしかしてそれって、
子供が欲しいという純粋な気持ちに、
何か別な感情が入り混じっていないのかなと、
自分に問うてみてください。
もしその感情があるのだとすれば、その感情と個別に向き合うことで、
あなたの妊活はもっと楽になるかもしれません。
子供ができないと劣等感を持っちゃいますけど、子供がいる人から見れば、
あなたは何にでもチャレンジできる可能性に満ち溢れた輝く女性なのです。
隣の芝生は・・・というやつですが、全て自分に時間が使えるというのは本当にうらやましい。
また、最近はメディアも散々あおってくるので、早く産まなきゃとか焦っちゃいますけど、
できる人は40歳過ぎてもできるし、できない人は20代前半だってできない。
妊娠は数値的統計だけでは語れないのです。何度も言いますが、神の業ですから。
焦ったって仕方ないのです。
それから、仕事が大変すぎて、本当は辞めたいんだけど、
辞めたら育休がとれないからと、なんとか仕事を続けている人。
辞めるという選択肢は本当にありませんか?
意外と、何とかなるものですよ。
あなたはもうだいぶがんばっていますから、少しくらい休んだってだれも文句は言いません。
負の感情は、妊娠しなくたって解決できるのです。
だから、是非、
妊娠すること以外の方法で、それを解消してほしい
必要以上に苦しまないでほしい
と、願うのです。