妊活記録 ふくらむ不妊の劣等感「あの子も妊娠してしまった」

不妊だと自覚した時に心の中に渦巻いていた感情を一言でいうと、

劣等感

です。

 

特にこの劣等感がぶわっとふくらむ瞬間があって、それは、

他人(ヒト)の妊娠報告を聞いたとき

 

特に、同じくらいの時期に結婚式を挙げた、友人や会社の後輩からの妊娠報告は、正直、

笑顔でいるのが精いっぱいでしたし、

おめでとう!と言っているその顔は、ものすごくひきつっていたと思うし、

心の中では

「また抜かされた」
「なぜ私にはできないのか」

という劣等感が、ぶくぶくとふくれあがっていたのです。

 

ちょっと話はそれますが、一応この私も、これまでの人生、劣等感を抱くことなんてたくさんありました。

あの子の方がかわいいとか、
あの子の方が部活で活躍しているとか、
あの子の方がスタイルいいとか、
あの子の方がお金持ちとか、

むしろ劣等感の塊だったんじゃないかと思うほど。

 

でも、これまで抱いた劣等感は、それを解消するために、

自分で努力する余地があった

ですよね。

 

お化粧がんばったり、
人の倍練習したり、
ダイエットしたり、
仕事で成果を出そうと奮闘したり。

 

そして努力した結果、

改善されて劣等感が解消されたり、

改善はされないけど、ここまでやったんだから仕方ないという納得感が得られて、劣等感が小さくなったり。

劣等感を原動力にして、がんばってきたタイプなのです。

 

ところがですね、

不妊って、がんばる余地が少ないんです

というより、「これをやったから必ず授かれる」っていう

直接的な努力の余地がないんです

 

お化粧は慣れてくれば、上手にできるようになってかわいく見せることができます。
食事量を減らして運動すれば、必ず痩せます。

でも、いくら「妊娠に効果あります!」って言われることをやっても、本当に妊娠できるかどうかは、

神のみぞ知る。

だから、解消できないまま劣等感がぶくぶくとふくれあがっていくのです。

 

ちなみに私の場合、処理できなくなった劣等感が、最終的に怒りに変わり、

「うれしそうに報告すんなよ」(←病んでるので心の中の声もすさんでます)
「こっちの気持ちも考えろよ」
「〇産すればいいのに」(←ぎゃーーー)

って思うようになっていました。

 

・・・引きますよね。

 

最低ですよね。

 

最低ですよ。

 

ほんと謝ります。ごめんなさい。

 

私のプライドが高いからこんなふうにこじらせるのかもしれません。

今思えば、もっと寛容におおらかに、全体をとらえれば何も苦しくなかったのにと思うのですが、

当時は頭では分かっていても、心がついていきませんでした。

 

当時、同じようなドロドロとした感情を掲示板に書き込んでいる人がいたんですよ。

そうしたら、その返信で、

”そんなふうに思ってたらベビちゃん来ませんよ”

という、書き込みが・・・。

これにプッツン!

「そんなきれいごと言ってられんわ!」

ってキレてたくらいですからね・・・。

 

ただ、そういう時期があったからこそ、

人間の黒い部分、弱い部分を知ることができたので、

私はほんの少し、優しくなれました。

 

ちょっとひどいことを言われても、

この人は今とても弱っているんだな

と思えるようになったり。

 

思い返しても辛いことばかりの妊活でしたが、

決して無駄ではなかったと思っているのです。

 

いや、そう思いたい、というのが本音ですね。

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